ともぞう。

ゆるゆる。しごと。おもうこと。

夢の土俵

同じ土俵にたってない、

立っちゃいけない、

とか。

同じ土俵に立てると思うなよ、

とか。


いろいろあるけれど、

最近のわたしは、同じ土俵に立つな。

とよく言われます。


そうなんだけど、、、


じゃあ自分はどこにいればいいわけ?

と逆ギレしてみたりして。


ようは機嫌が悪い。



私はまだ、夢の土俵の入り口にも立ってない。


それがわかってなお、いらいら。

立てるとでも思ったか!

と、もう1人の自分に言われてるきぶん。

夢のつづき

いまが、夢みたいなんだろうな。

と思うときがある。


取り留めて、複雑な生活でもないし、

大きな病もいまの時点では、ないし、

それなりに自由に、

会いたいときに会える人がいて、

食べたいときに食べられる。


細かく言えば制限はたくさんあるものの、

総じて。

好きなことができて自由に生きていられるのは、

一般的に、よくあるただのふつうの生活だけど、

そのふつうも、夢みたいな日々なんだと思う。

感謝しなきゃいけない。


夢には終わりが必ず来るけど、

少しでも永く。

みていられるように。


プレゼント

むかしは、ものすごくこだわっていたんです。

お祝いされることを。

してくれる気持ちを。

だから、物というより、おめでとうの言葉が欲しかった。

し、誕生日をお祝いしてくれないことに、拗ねていた。


それが変わったのが、あの日。


pray for JAPAN

というフレーズと言葉が心に響いたとき。


自分ひとりで生きてきたし、

これからもそう。と思い込んでいたけど、

ぜんぜん違った。



それからは、もう。

お祝いするのは好きだけど、されることは、無。

誕生日はただの数字になって、

プレゼントが欲しいとも思わない。

ただ、みんなが元気でいて欲しいと願う日。

物欲がないからブランドをねだったことも、

全くない。

かたちに残る恐怖を、知っていたから。



そうそう、大学生の頃、

確かに便利だけど、もらっても困る邪魔なもの。

というコンセプトで、嫌がらせのように

毎回誕生日にすごいものをプレゼントしあっていた仲間がいて。

私は、20歳の誕生日に、

こどものときによく使っていた、

おどうぐばこセットをもらった。


飯ごうすいさんをあげたこともあるし、

防災リュックをあげたことも。

6人でいたから、6回のバースデーに、

邪魔なものをいい大人が一生懸命探すのことが

とても楽しかったし、

あげるときも、あげたときも、お酒を飲みながら笑いあえたあの時間が。

感謝しかない。

あんなくそがきだったのに。よく拾ってくれたなあと。



プレゼントって。

そういう時間の提供なんだとおもう。









トリアージタグ

大学の頃、講義で習ったトリアージ

救急現場で行う識別救急。


それ以外にも、救急コール。

コードブルー。

コードゴールド。

コードレッド。

コードグリーン。


一般の人を混乱させないようなコード名なのに、

コードブルーは有名になりすぎましたね。



トリアージしなければならない現場で

働いたことはないけれど、

選ばなければならない、決断しないといけない場面は、

いくつもあって。


勝たないといけない

捨てないといけない

相手の気持ちを知らないふりして

慮ることができない


そんな日々。


人間が機械じゃないと、気づかされる。

情に、、

流されない力が欲しい。


いや、欲しくない



女が働くこと。

女が働くには、損なこと、

いや、不利なことがいくつかあって。

わかっているようで、

わかっていなかった。



1度目は、嘘をつかれたとき。

先方が言われた通りに報告し、指示を仰ぎ、

金銭面も絡む最終アポイントのとき。

そんなこと言ってない、

そんなつもりじゃないけど、何か勘違いしていたのかな?

自分はまだやれる、

よろしくねこれからも。頑張っていこうね。


と。

たくさんの人たちの前で、手のひら返し。


ヤラレタ。


小娘だと思われた。


あのとき、

あのとき、私は新人ではなかった。

他に抱えている仕事がいくつもあって、

その合間に取り組んでいた仕事。

ひとは、平気で嘘をつくんだ。

と、知った日。


アポイントが終わり、

沈黙の後、

すみません、と言って、喫茶店のトイレで泣いた。

あのとき、誰もが、

誰が嘘をついていたか知ってる。

知ってるけれど、仕事だから。

それでもうまくやらなければならなかったのが、

私の役目。

うまく立ち回って、こなさなければダメだった。

このビジネスのピラミッドにいるのが誰だかも、

知ってる。

だから、何も言えない。



嫌味の1つも言えず、

ただ、喫茶店のトイレで泣くしかなかったことが、

悔しくて、また泣けた。


あれ以来、

ビジネスで可愛い女にはならない。

と思った。



つづく。


偽名

飲食店の順番待ちで名前を書くとき。

必ず偽名にするんだ。


と言っていた友人が何人かいて。

ふと思い出した。


ひとりは、

ラモス瑠偉

と、書くと言っていた。


ひとりは、

高橋。

と、書くと言っていた。


たしかに、2人とも本名は珍しい苗字。

名前を呼ばれるたびに、いちいちそこに触れられるから

もう、うんざりなんだと思う。



そのことを聞いたとき、

目からうろこ。

嘘をつく発想がなかったから。


でもたしかにあれは、並んだひとの順番が来たことを告げるものだから、

ただの記号であって。

もちろん数字だってよいわけで、、、

店員さんと自分の相互で順番だとわかれば、

偽名でだめなはずが、ない。


馬鹿正直に本名を、書かなくったって。

あたまかたいのは、自分の方だった。


いつだって、素直が正だと思っていたけれど、

本当のことを全部いわなくても

ぜんぜんよかったのか。

と、少し救われた2002年。



携帯小説

さいきん。

音が、だめ。

疲れてしまう。


よって、頼るのは文字。

文庫本を幾つか買ってもなかなか読む隙がなくて、

そんな状況にためいき。

諦めて、スマホから携帯小説を読んでいます。



さいきんのおはなしは、

すごいですね。

初めて読みました。

リアルだし、言葉遣いも心地よいし、読みやすい。

場の雰囲気をつくるための行間がものすごく多いのは、活字にはないしぐさで、

スマホならではなんだろうなあ。

その点、文庫本の小説は、行間をつくれないから、

うるさくもなるし、濃密にもなれる。

そこが好きで、

ちょっと疲れる。


疲れるけれど、欲してしまうもの。