二宮和也
死ぬまでに、いつか会いたいです。
芸能人に会っても握手したいとは思わないし、
たぶん、きゃーとかも言わない自信があるけれど、
彼にはいつか、会いたいです。
会って、話を聞いてみたいです。
私の中で、そんな方は何人かいて、
1人は、
学生時代によくお風呂の中で読んだ作家さん。
犬に、雨、と名前をつけたというひと。
私も、名付けるなら、雨、がいいなと思っています。
1人は、もう作家は辞めたのかな?
理系ミステリィと呼ばれて、
あるとき瞬く間に大量の推理小説を次々書いたひと。
彼は、メールを送ると全員に必ず返信してくれる、
というファンサービスを一時期やっていて、
ときおりそこに、勝手な近況を書いてメールをする、
という遊びをしていました。
例えば炊飯器についてメールする。
と、必ず一言は、返事をくれます。
ときおり、ごく稀に、命題の様な、答えがない悩みを書くと、
さりげなく気を遣ってくれたのであろう、
少しだけ長い、淡白なメールがきたりしていました。
二宮和也さんに会ってみたいのは、
あのTVをみたときから。
彼が生きている間に会えるかしら。
会ったらお茶を飲んで、話がしてみたい。
なんて。
とてつもなく、壮大な夢。